正しい寝溜めの仕方を覚えて睡眠時間を操る!
僕は平日眠れなかった分を取り戻すべく、休日に大寝坊することがよくあります。
平日に眠れなかった分を取り戻すためにいつも以上に寝るのが寝溜めですが、いまいち効果があるのかないのかよく分からなかったので調べてみました。
寝溜めに関しては賛否両論あるようですが、大きく分けて効果のある寝溜めと意味がない寝溜めの2種類があるようです。
効果の期待できない寝溜め
- 休日に昼過ぎまで大寝坊する
- 二度寝を繰り返す
こういった寝溜めをしている方は、効果のない寝溜めをしています。
休日にたっぷり寝たのに起きたら体がだるい時ってありますよね?こういう時は眠りの質が悪いので逆に疲れてしまうダメな寝溜めです。
人は深い眠りと浅い眠りを繰り返しますが、深い眠りは睡眠時間が長くなるにつれてどんどん浅くなっていきます。つまり、無駄に長く寝ても後半の睡眠の質が悪くなるばかりで心身をいつも以上に回復することができなくなってしまうんです。
また、一度覚醒してから再び眠りにつく場合も睡眠の質は下がっていきます。一度目が覚めたら起きてしまった方がいいこともあるようです。
例えば、二度寝をすると同じ夢の続きを見れることがあるかと思います。夢は浅い眠りの時にしか見ないため、二度寝をすると深い眠りにはならないことの証明になります。
それでは効果のある寝溜めの仕方はどういったことをすればいいのでしょう。
効果的な寝溜めの仕方
1.早く寝る
朝遅く起きるのではなく、寝る時間を早めることで質のいい睡眠を持続することができます。いつもより早く寝て起きる時間は変えないようにすれば、普段の睡眠サイクルを崩さずに良質な寝溜めをすることができます。
2.寝溜めは多くても2時間以内に抑える
例えばあなたの適正な睡眠時間が8時間だとすれば、寝溜めは10時間に抑える方が効果があるようです。いくら良質な睡眠をとっていたとしても、前述したように深い眠りは徐々に減っていくのでそれ以上の睡眠は惰性でほとんど効果がないとのこと。それ以上眠ると体が動きたい時に動かないため逆に疲労やストレスが溜まってしまいます。
寝溜めで貯金はできない
余談ですが、寝溜めで貯金することはできません。
『これから学期末試験が始まるから今のうちに寝ておこう!!』なんて考えることもあると思いますが、寝溜めはあくまで足りなかった睡眠を補う役割しか果たしません。
試験が終わってスッキリしたらたっぷり眠るようにしましょう!
事前に寝だめしておくことはできないので注意して下さい。