バイノーラルビートを聞いてぐっすり眠れた話。
リラックスしたり、寝付きをよくしたりすることで有名なバイノーラルビート。僕は全然眠れなかった時になんとなく試してみたら意外と効果があったので、バイノーラルビートについて調べてみました。
バイノーラルビートとは
バイノーラルビートは、左右から流れる音の周波数を意図的にズラした音のことです。周波数はHzという単位を使います。
例えば、
左 400Hz
右 410Hz
のバイノーラルビートは、左右で10Hzの差があります。
人間の脳波もこのHzで電子的な数字として計測できます。人間が心地いい周波数が10Hzだとして、左右の周波数の差が10Hzのバイノーラルビートを聞くと脳波も10Hzになって心地よくなるわけです。
人間の脳波と周波数の関係
脳波は、周波数によって名称や感情的な意味合いが変わります。
- ガンマ波【30Hz〜】かなり興奮している状態。
- ベータ波【14Hz〜30Hz】緊張したり、少しストレスを感じている状態。
- アルファ波【8Hz〜13Hz】落ち着いてます。
- シータ波【4Hz〜7Hz】浅い睡眠をしている状態。
- デルタ波【〜3.5Hz】深い睡眠をしている状態。
特に入眠に応用したい時にはアルファ波が出るバイノーラルビート、つまり左右の周波数の差が10Hz以下のものを選択すればいいんです。瞑想に使いたいときもアルファ波を狙っていくのが正解なんだとか。
バイノーラルビートの聞き方
イヤホンで聞く
バイノーラルビートは左右の周波数の差をしっかり聞き分けられる環境を作らなければならないので、ヘッドホンやイヤホンを使います。僕は頭の上において試してみましたが、確かにあんまり効果がなかったです。ちなみにヘッドホンを使ったら高音質で聞けるものの翌朝に耳が痛くなってしまったのでイヤホンがおすすめです。
長く聞きすぎない
また、入眠に利用するときはあまり長すぎる音源は使わない方が良いと思います。いつまでも聞いているとアルファ波より下のシータ波やデルタ波に脳波がたどりつけなくなるからです。個人的には2〜30分ぐらいを目安にするといいと思います。
おすすめのバイノーラルビート
僕が入眠に効果のあったバイノーラルビートをご紹介します。
こちらのバイノーラルビートは240Hzと248Hzです。周波数が低いと音程も低くなります。僕は高い音が苦手だったのでこれが1番しっくりきました。
ちなみに500Hzのバイノーラルビートがこちら。
いかがですか?僕はこっちは音程が高くてなぜか落ち着けなかったです。
バイノーラルビートは話を盛りすぎている?!
Youtubeなどで検索してみると分かると思いますが、バイノーラルビートってみんなやっている事は同じなのにすごいタイトルがついてます。『瞑想や入眠に最適!』で充分だと思いますが、動画見てほしさに『宇宙の音』とか『天才になれる!』『収入が増えるぅぅぅ!!』なんて誇張しているタイトルがめちゃくちゃあります。タイトルに惑わされずに自分の心地いいと感じる音程のバイノーラルビートを探すのがいいんじゃないかなと思います。
ちなみにヒーリングミュージックにバイノーラルビートを混ぜている音源もありますが、僕は音だけに集中していた方が落ち着いていられる気がしました。