赤ちゃんが寝てくれない時に知っておきたいこと
赤ちゃんが寝てくれないとイライラしたり、逆にずっと寝ていると心配になって鼻息を確認してみたり。子育てをするお母さんはいつもたいへんです。この記事では、赤ちゃんの睡眠にの仕組みについてご紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さい。
赤ちゃんの体内時計はいつできる?
人には体内時計と呼ばれるものがあり、この体の中の時計によって日中活発に行動したり夜に眠くなったりします。
生まれたての赤ちゃんにはこの体内時計がありません。そのため昼夜かまわずに寝たり起きたりを繰り返します。しっかりした体内時計が形成されるのは3、4ヶ月ぐらいです。この頃になると夜に長く寝てくれるようになってきます。
ミルクは眠り薬!?
人が眠りたくなる原因の1つとしてメラトニンの分泌があります。メラトニンは睡眠作用を促す成分で、夜になると多く分泌される仕組みになっています。
実は赤ちゃんはこのメラトニンを自分で分泌できないため、眠くても眠れなかったりするんです。よく寝グズといって眠いのに泣き出すケースがありますが、これはメラトニンを分泌できないため眠いのに眠れないというサインなんです。
このメラトニンは母乳にたくさん入っているので、おっぱいを飲むと赤ちゃんは眠くなることが多いです。ちなみに市販のミルクにもメラトニンは入っているので、母乳で育てていないお母さんでも大丈夫です。
赤ちゃんがよく寝てくれるようにする方法
1.早寝早起きをする
赤ちゃんは、日の光を浴びると朝だと認識することができます。朝だと認識してから12〜14時間後に自然に眠くなる様になるので、お母さんも日が昇ったらカーテンを開けてあげましょう。しっかり日光浴させてあげると夜にぐっすり寝てくれます。
逆に夜はなるべく寝室を暗くして夜だと分からせてあげるようにすると眠りやすいようです。このように親が早寝早起きをすると赤ちゃんも早い段階から良い生活リズムを作れるようになります。
2.環境を整えてあげる
おむつが濡れていたり、寝苦しいぴったりサイズの服を着ているとぐっすり眠れずにすぐに起きてしまいます。赤ちゃんが快適な状態を作れるように意識してあげましょう。
また、部屋の温度や湿気にも赤ちゃんは敏感です。特に暑くて起きてしまう赤ちゃんはけっこう多いみたいなので、薄手のパジャマで快適な空間を作って眠れるようにしてあげるといいと思います。
まとめ
ぐっすり眠る赤ちゃんは成長が早く健康です。赤ちゃんに快眠をさせることはこの上ないプレゼントになるので赤ちゃんの睡眠にこだわってみるといいかもしれません。