赤ちゃんの寝相が悪い!?原因と対処法
赤ちゃんってたまにすごい寝相で寝ていたりします。というか寝ているのにコロコロ転がっていっちゃう子なんかもいるくらいです。
特にうつぶせになってる時は窒息してないか不安になったりします。
この記事では赤ちゃんの寝相が悪くなる原因と改善法をご紹介します。
赤ちゃんはなぜすごい寝相で寝るの?
1.レム睡眠が多いから
成人の人はだいたい浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を交互に繰り返しますが、赤ちゃんは睡眠のサイクルがまだしっかりできていないためレム睡眠を多めにとる傾向があります。
レム睡眠時はその日に学習したことを反復して定着させたりするので動きが活発になりがちです。見分け方としては、
【レム睡眠】
- いきなり目が開く
- コロコロ転がる
- 少しの物音で起きる
【ノンレム睡眠】
- ほとんど動かない
- 物音を立てても起きるどころか動かない
このように見分けることができます。ずっと一緒に過ごすことが多いお母さんはなんとなく分かると思います。
2.体が蒸れるから
赤ちゃんは寝ている間にものすごい成長しているので、深部体温が上がりがちです。背中が蒸れてエビぞりになったり、体の体温を逃がすためにバンザイをしたりします。
赤ちゃんの体が汗で蒸れていないかチェックして快適な温度で眠れるようにしてあげましょう。
寝相が悪いのは実はいいこと!?
成長ホルモンと呼ばれる成長を促す物質は寝ている間にだけ分泌されます。特に赤ちゃんはたくさんの成長ホルモンが分泌されるため、寝ている間にその日の出来事を反復して成長しているんです。
寝返りをたくさんうって歩く練習をしていたり、記憶をまとめて学習していたり。寝ている赤ちゃんはがんばり屋さんなんですね。
寝相が悪いことはたくさん成長してくれている証拠なので安心しても大丈夫のようです。
寝相が悪い時の対策
暑くない環境作りを
というわけで、赤ちゃんの寝相が悪い原因は成長していることと暑くて体が蒸れることになります。暑さから来る寝相の悪さは改善して上げた方がぐっすり眠れるので、
- 寝る前におむつを新しく変えてあげる
- 汗をかいていないかチェックしてあげる
- 薄手のパジャマで風通しをよくしてあげる
- 温度管理をしっかり行う
などの対策をしてあげましょう!
うつぶせによる窒息の予防
うつぶせになると窒息していないか心配になることがあります。この対策としては、固めのふとんで寝かせることです。やわらかい布団は顔をうずめてしまうので息がしづらくなってしまいます。また、枕やタオルケットなどが赤ちゃんの顔にかからないよう注意してあげましょう。