最先端の科学技術で明らかになった睡眠の秘密

睡眠って意識がないので謎だらけですよね？今の最先端科学ではどんなことが分かってるのかなと思って調べてみました。その中で面白いと思ったものを3つまとめてみました。

1.ノンレム睡眠はもともと存在しなかった

人は眠っている時に浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を繰り返しています。実はこのノンレム睡眠、なんと生物にはもともと存在しなかったみたいです。特に人に限定して発達した技術なんだとか。

人は脳をたくさん使うので、脳を休めるための深い眠りが必要になりました。そのためノンレム睡眠が発達したわけですが、ノンレム睡眠は通常生物にとってタブーな技術です。深い眠りに入ってしまうと、襲われた時に身動きがとれないので動物は本能的にこんな眠り方はしないんです。

技術が発達した人間にのみ許された安息の時間がノンレム睡眠なんですね。

2.直感力を養うのは日々の努力より睡眠である

何事にも先見の明をもっている人っていますよね。『この人が言うなら間違いないだろう』って感じる人です。こういった人は他の人より経験が豊富なため、培った経験から導き出す憶測が的中しやすいと考えられてきました。

でも実はこのような直感力を持っている人は睡眠の仕方に起因することが分かってきたそうです。

ある実験では、良質な睡眠をとった人とあまり寝てない人を比較した時にぐっすり眠っている人の方が直感力が大きく働いたらしいです。もちろん努力をして経験を積むことも大切ですが、重要な判断をしなければならない時は、前日によく寝ておくことが最も効果があるようです。大事な会議、受験前夜などなど、大きな行事がある時は早めに就寝しましょう！

3.スヌーズ機能は体にかなりの悪影響を及ぼす

朝寝坊を阻止するためにスヌーズ機能を利用する人は多いと思いますが、実は睡眠の質においてとても悪い習慣なんだそうです。

スヌーズ機能によって睡眠が途切れるため、何回も覚醒することから睡眠のサイクルが崩れてしまいます。

夜になかなか寝付けない人は、スヌーズ機能をやめて潔くギリギリの時間に一回で起きる方がいいかもしれません。

その日の活動力が大きく変わり、睡眠サイクルも整えられるので夜にぐっすり眠れるという好循環が生まれます。

まとめ

他にも色々な研究が進められているようですが、真新しいのはこの3つ、ぐらいでした。睡眠の謎は脳の謎に直結しているので、これからまた色々な根底がくつがえられそうで楽しみです。