理想の睡眠時間８時間はウソ！！ベストな睡眠時間を見つける方法

『理想の睡眠時間は7〜８時間である。』

これはよく聞くことですが、実は全く根拠がないものなんです。睡眠の研究により、人によって理想の睡眠時間はバラバラであるという統計データが出ています。

それではいったい自分の理想の睡眠時間はどのくらいなのでしょうか？今回は朝スッキリ起きられるベストな睡眠時間を見つける方法をご紹介します。

ベストな睡眠時間は人によって様々

人の睡眠の適性時間は、ロングスリーパーとショートスリーパー、そしてその間の３つのタイプに分類することができます。

ロングスリーパー

平均して９時間以上の睡眠がないと活動に支障が出る人をロングスリーパーと呼びます。ロングスリーパーの人は全体の１０％以下と言われており、たいへん珍しいタイプです。有名な人だとアインシュタインなんかがロングスリーパーにあたります。

ショートスリーパー

６時間未満の睡眠でしっかり活動できる人がショートスリーパーです。ショートスリーパーの人は意外にたくさんいると言われていますが、適正な睡眠時間を誤って判断しているために睡眠時間が足りていない人が多いとの声も。ナポレオンは3時間しか寝ていなかったという伝説があるのでショートスリーパーですね。（ものすごく昼寝していたという話もあります。）

バリュアブルスリーパー

ロングスリーパーとショートスリーパーに当てはまらない平均睡眠時間が6時間〜9時間の人はバリュアブルスリーパーと呼ばれています。実は人口の80％はこのバリュアブルスリーパーであると言われており、冒頭で申し上げた『理想の睡眠時間は８時間である』というのはこの理由から来ています。

6時間〜9時間というと結構差がありますが、自分にはいったいどれくらいの睡眠時間が必要なのかを知る方法はあるのでしょうか？

理想の睡眠時間を見つける方法

勘違いをなくそう！！

『俺は８時間は寝ないと体がだるいんだよねー』

『わたしは6時間寝れば全然大丈夫！！』

なんて方はたくさんいると思いますが、これが自分の理想の睡眠時間であるという可能性は実はけっこう低いんです。

理由は簡単。生活習慣の中に組み込まれてしまっているから。

いつも夜更かしをして朝ギリギリに起きる人は、睡眠時間が足りていないのに元気だと思い込んでいるかもしれません。

逆に毎日８時間以上寝ている人は、無意識に２度寝をして必要以上に寝すぎているかもしれません。

普段自分が元気だと思っている感覚が、実は適正な睡眠時間を過って判断しているために体が重かったりすることもあるんです。

90分サイクルで起きてみよう！！

こういった勘違いをなくすために、90分サイクルで起きる習慣を試してみましょう。人の睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠の２種類の睡眠を90分サイクルで繰り返しています。このサイクルの分岐点は、スッキリ目覚めることのできる時間です。

すなわち、４時間半、６時間、７時間半、９時間のタイミングで起きることを試してみて下さい。

この中で一番スッキリ起きられた時間があなたのベストな睡眠時間になります。

まとめ

ロングスリーパーだった人が意外にもショートスリーパーだったという人もけっこう多かったりするので、『最近体が重たいかも、、、』なんて方はぜひ一度試してみて下さい。