これって本当？睡眠にまつわる噂やトリビアついて

睡眠にまつわる噂やトリビア

『寝る子は育つ』など、睡眠にまつわる名言や噂はたくさんあります。ですがこれらは果たして本当にあっているのでしょうか？今日はこれらの噂が本当に適切なのかを検証していきたいと思います。

1.寝る子は育つ？

寝る子は育つは本当です。人は眠っている間に成長ホルモンがたくさん分泌されるので、よく眠る子は成長が早いと言われています。特に眠りが深ければ深いほど成長ホルモンはより多く分泌されるので、ぐっすり眠る子は心身ともに成長が早い傾向があります。

2.よく眠る人は早く死ぬ？

科学的根拠はありませんが本当です。ロングスリーパーの人はショートスリーパーの人に比べて3倍以上死亡率が上がるという統計データが出ています。よく眠る人は成長が早いゆえに、老化も早いということでしょうか？

3.眠らないと死んでしまう？

何らかの原因で長期間眠りにつくことができなかった場合、死に至る可能性が高いと言われています。睡眠は体を休めるだけでなく、脳の記憶を整え精神的な休息をとるため、睡眠不足は心身ともに大きなダメージを受けてしまいます。不眠の最長記録は１１日ですが、幻覚症状が出たり会話が困難になったりとかなり危険な状態だったようです。

4.幽体離脱はできる？

基本的にはできません。ただ、実は幽体離脱に酷似した体験はできます。実際に魂が抜けるのではなく、睡眠障害を利用することで脳内の妄想によって体験することが可能です。

5.夢を操れるって本当？

本当です。明晰夢と呼ばれる夢の中で『これは夢だ！』と認識できる夢を見ることで思い通りに操ることができます。ただし練習が必要です。

6.朝日を浴びると目がさめる？

本当です。太陽の光は膨大な量のエネルギー（3000ルクス）が含まれるため、覚醒を促すと言われています。睡眠を促すメラトニンを抑制し、覚醒を促すセラトニンを分泌させるという科学的根拠もあります。

7.夢はみんなカラーなの？

白黒で夢を見る人もいます。特にカラーテレビが普及する前は、白黒の夢を見る人がたくさんいたそうです。

8.寝だめをすることはできる？

よく耳にする『寝だめは』全く効果がありません。睡眠は短くても長すぎても健康に悪影響を及ぼします。睡眠を必要以上にとると質のいい眠りのサイクルが狂うため、逆に疲労が残ってしまう傾向にあります。休日に思いきり寝坊をすると体が一日中ダルくなってしまうのはこのためです。

終わりに

いかがでしたでしょうか？睡眠には未だに解明されていない不思議なことがまだまだたくさんあります。興味のある方はいろいろ調べてみると面白いかもしれません。