睡眠薬はやめられなくなる!?睡眠薬の副作用と中毒性について
睡眠薬は『一度飲むとやめられなくなるんじゃないか』という心配が付き物だと思います。睡眠薬を服用する場合、医師と相談しながら種類を決めていくことが大切です。事前に睡眠薬について学んでおくのも大事だと思うので、記事にまとめてみました。
睡眠薬の種類
睡眠薬には、『超短時間』『短時間』『中間』『長時間』と効果の持続時間を区別した種類が存在します。例えば、寝つきが悪いだけで入眠できればぐっすり眠れる人は『超短時間』を、逆に眠ってから何度も目が覚めてしまう症状の人は『中間』や『長時間』を利用します。不眠の症状によって使い分けるのが一般的です。
睡眠薬の副作用
睡眠薬の副作用は、朝に目が覚めた後も睡眠薬の効果が持続してしまう場合に起こります。症状としては、
- 頭が重い、倦怠感がある。
- 日中頭がぼんやりする。
- ふらふらする。脱力感がある。
などが一般的な副作用の例です。特にふらつきや脱力感は最も多く、これは睡眠薬が筋肉を緩める働きをすることにあります。ただ、副作用の少ない睡眠薬もたくさん出ているので、自分の不眠の重度と副作用の関係を比べながら医師と相談するのがベストだと思います。
睡眠薬はやめられなくなる!?
以前の睡眠薬に主流だったバルビツール酸という成分が入ったものは依存性が高くやめられなくなる人が多く出たそうです。ただし今(2017年現在)の睡眠薬はそこまで中毒性のあるものは出回っていないので、やめられなくなるという心配はしなくても大丈夫です。
それでも依存性は0ではありません。急にやめると逆に不眠が悪化する恐れもあるので、やめる時もやはり医師と相談しながら徐々に量を減らしていきましょう。
睡眠薬は認知症になる!?
睡眠薬を服用すると認知症になるという噂も広まっていますが、これはデマのようです。朝方ぼーっとしてしまうことがあるので、認知症になるのではないかという不安が肥大化したものと思われます。一時的に記憶があいまいになることはあるかもしれませんが、ずっと記憶がなくなってしまったり、記憶力が低下するという副作用はありません。
やっぱり副作用が気になる!!
それでも副作用が気になる場合、睡眠薬ではなく睡眠専用のサプリメントを服用することをおすすめします。睡眠サプリメントは、サプリメントなので副作用や依存性の心配が全くありません。例えばサプリメントで不眠が改善された時にすぐやめても不眠が悪化することはありません。また睡眠薬に近い効果を発揮できるので、興味のある方はためしてみてください。睡眠サプリメントについての記事はこちら。