知らずにやってない!?眠れなくなるNG行動
眠れない原因はここにあった!?
何気ない行動で眠れなくなっていませんか?今回は眠れなくなるNG行動について紹介していきます。
睡眠のためには副交感神経を優位にすることが重要
交感神経と副交感神経とは
交感神経は活動的な時に働く自律神経のことで、副交感神経はリラックス状態の時に働く自律神経です。交感神経と副交感神経は交互に働いており、交感神経が優位に働く時間が長いと副交感神経が働く時間が短いうことになり寝ようと思っているのに脳が興奮状態でなかなか眠れなかったり、体を休め回復させる時間が短いために疲労が溜まったりと様々な体調不良の原因になります。睡眠時も副交感神経が優位になっており快眠のためには副交感神経が非常に重要な働きをしていると言えます。
眠れなくなるNG行動とは?
寝る前に熱いお風呂に入る
熱いお風呂は交感神経を優位にさせる効果があるので、寝る前に熱いお風呂に入ることで眠りに入りにくくなってしまいます。逆に38~40度のぬるめのお風呂に2~30分入るとゆるやかに体温が上昇し、お風呂から上がると体温が下がってくるため眠りに入りやすくなります。これは、体温が高い状態から下がってくる時に人は眠気を感じて眠りやすくなるためです。
寝る前のスマホ
布団に横になってスマホを見ていたら眠気が覚めてしまったという経験はありませんか?スマホのブルーライトには交感神経を活発にする働きがあります。この働きによって脳が活動モードになってしまい、眠気が覚めてしまうんです。寝る前のスマホをやめてスムーズに睡眠をとれるようにしましょう。
寝る前の飲食
寝る前の飲食はこれまた交感神経を活発にさせてしまいます。眠りにくくなるだけでなく眠れたとしても体が食べ物を消化するために活動しているので睡眠の質はかなり落ちてしまいます。なおかつ消化不良で翌朝胃がもたれたり、太りやすくなってしまうなど良いことなし!寝る3時間前からは何も食べないと決めておくと良いでしょう。
長すぎる昼寝や休日の寝だめ
長すぎる昼寝や平日の睡眠不足を補うために休日に遅くまで寝ていると、結果的に夜眠れなくなり睡眠不足のまま平日を迎えるということになってしまいます。普段の睡眠サイクルを崩してしまわないように昼寝は15時までに90分以内、寝だめするなら2時間以内が良いようです。
寝る前に一日を振り返り反省する
寝る前つい今日あった出来事を振り返ることってありますよね。ただし、自分のミスを反省したりああすれば良かったこうすれば良かったなどと考えるのは禁物です。これも交感神経を刺激してしまいなかなか眠れない原因となります。寝る前にストレスを溜めるようなことはせず、今日良かったことを思い浮かべたり音楽を聴いたりなどなるべくリラックスして過ごすようにしましょう。リラックスすることによって副交感神経が高まり眠りに入りやすくなるだけでなく、睡眠の質を上げることができます。
本当はすぐに眠りたいのに、無意識に眠れなくなる行動をとっていませんでしたか?ちょっと意識しただけでできることが多いので、ぜひ良質な睡眠のためにも行動してみてくださいね。