セルフチェック!睡眠時無呼吸症候群になりやすい人の特徴。
無呼吸症候群とは睡眠障害の1つで、寝ている間に呼吸が止まってしまう病気です。10秒以上息をしていない状態が5回以上繰り返される場合、無呼吸症候群と診断されます。
100人に1人は無呼吸症候群!
実はこの病気、珍しい症例ではありません。わりと身近に存在するんです。統計上では人口の1%が無呼吸症候群であるとされており、この症状は自分で気づくことができないため、もう少し多くの人に症状が出ていると憶測されています。
無呼吸症候群の怖いところ
無呼吸症候群は、眠っている時に起こるため自分で気づくことができません。慢性的に続く場合は、脳梗塞や心疾患、高血圧など重い病気に発展する恐れがあります。以下に無呼吸症候群になりやすい体質の人の特徴を記載するので、いくつも当てはまる人は家族によく見てもらったり、医師の診断を受けておくと安心です。
40代をすぎている
無呼吸症候群は40歳を過ぎてから発症しやすいと言われています。これは加齢とともにだんだん気道も弱まっていくためです。高齢の方は特に注意が必要になります。
肥満体型である
肥満体型の人は脂肪によって気道が狭くなっています。無呼吸症候群になりやすい体質です。ほどよい減量を心がけましょう。
いびきが大きい
いびきは気道が狭まっている証拠です。人によく『いびきがうるさい!』と言われる人は要注意。慢性的に続く場合は医師に相談してみることをおすすめします。
慢性的な鼻づまり
人は眠る時に鼻呼吸になるため、慢性的な鼻づまりは睡眠障害のもとです。また、無呼吸症候群だけでなく喉を痛める原因にもなります。
このような症状が全て当てはまる人は要注意です。
無呼吸症候群の治療法
無呼吸症候群は様々な要因で誘発されるため、その人にあった治療法が行われます。具体的には体重の減量、扁桃や鼻の手術、寝る前のマウスピースの着用などです。気になる方はまず医師に相談するようにしましょう。
アルコールの過剰摂取も要注意!!
実は、アルコールの過剰摂取も無呼吸症候群の原因となる場合があります。アルコールは上気道(空気の通り道)を狭くしてしまう 効果があるため、過剰な摂取は無呼吸症候群を誘発してしまう原因になります。
特に眠りにつく前にお酒を飲みすぎるのは危険です。睡眠の質を下げる原因にもつながるので、飲み過ぎには十分注意しましょう。(寝る前の1杯ぐらいは大丈夫だと思います☆)
終わりに
睡眠障害は健康を害するだけでなく深刻な疾患に発展する恐れもあります。特に無呼吸症候群は無意識に呼吸ができなくなる恐ろしい病気です。この記事を見て思い当たる節がある方は一度検診を受けてみると良いと思います。