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夢遊病は夢を見ていない!?その原因と治し方

夢遊病は睡眠障害の1つ

眠っている間に歩いたり叫んだりと何らかの行動を起こすものの、朝目が覚めるとその時の記憶が全くないのが夢遊病です。ベッドの周りを歩く人や、家の外に出て徘徊してしまう人もいたりと人によって症状は様々です。

夢遊病で歩いている人は、目をあけているのでモノは見えています。話しかけても曖昧ですが返事をしてくれます。ただし、考える意思が完全に欠落しているため、何を話しても言うことを聞いてくれません。

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夢遊病は夢を見ていない

この夢遊病ですが、最近の科学では『夢遊病の症状が現れている時、本人は全く夢を見ていない』ことが実証されています。

夢遊病に悩まされている患者さんを調べたところ、全ての人がノンレム睡眠時に行動を起こしていることが観測されました。ノンレム睡眠とは、体だけでなく脳も活動を停止している状態なので、実は夢を全く見ていないのです。

また、実は夢遊病の原因は特定されておらず、どういった状況で発症するのかははっきり分かっていません。

夢遊病は悪魔の仕業??

原因があまり特定できないことや、本人に全く意識がないことから何かに取り憑かれたのではないかと考える人も多くいます。

科学的に考えると、子どもに多く見られることや、自然に治っていく事例が多いため成長段階の脳の部位に障害が起きているのではないかと推測されています。

夢遊病の原因

1.遺伝

夢遊病を患っている親の子どもの50%が同じ症状を発症しています。

2.大きなストレス

大人が日中に胃に穴があくほどストレスを抱えてしまうと、夢遊病を誘発しやすいとされています。

3.大きな衝撃を受けた

睡眠時に大きな音を出されたり、急に動かされたりすると発症することがあります。

夢遊病の治し方

小学生までの子どもの場合

自然に治ることがほとんどなので特に治療をする必要はないとされています。ただし、意識のないまま歩き回るためケガをしてしまう恐れがあります。夢遊病は入眠してから1、2時間後に発症するので、なるべく早く子どもを寝かせて親が見守ってあげられるような工夫が必要です。

大人の場合

鍵を開けて外に出たり、車を運転したりと色々なことができてしまうため、命の危険すらあります。そのため早期に治療が必要になります。症状が現れたら、すぐに病院に行きましょう。

また、睡眠の質を上げることで自力で改善できる例もあります。生活習慣を見直したり、用途にあった睡眠サプリメントを服用するなど、睡眠の質を上げる努力をしてみると良いかもしれません。

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