幸せホルモン【セロトニン】とは？睡眠ホルモン【メラトニン】との密接な関係

安眠するのに重要なホルモンと言われているセロトニンですが、一体どんなもの

なのでしょうか？この記事ではセロトニンについて重要なことだけ簡単にご紹介します。

幸せホルモン『セロトニン』とは

セロトニンの作用

セロトニンは、人間の脳において1番重要とされる三大神経伝達物質の1つで『幸せホルモン』という別名があり、精神の安定やストレスの軽減を促す作用があります。

セロトニンが減少するとうつ病になったり暴力的になったり、最悪の場合自殺に追い込まれることもあるぐらい重要なホルモンなんです。

セロトニンが安眠に良い理由

セロトニンは、メラトニンと呼ばれる睡眠ホルモンを分泌するために必要な物質です。セロトニンの分泌を増やすことが直接メラトニンを増やすことにつながるため、安眠するのにセロトニンはかかせません。

セロトニンとメラトニンの関係

セロトニンとメラトニンは対極の性質を持っています。セロトニンは体温を上昇させ活発な動きを促進しますが、メラトニンは逆に深部体温を下げ体の眠りへ誘う仕組みを促します。これこそがメラトニンが睡眠ホルモンと呼ばれている理由です。そして実はセロトニンは夜になるとメラトニンに変化します。メラトニンを増やして安眠するためにはセロトニンが必須なんです。

セロトニンはどうやって増やすの？

太陽の光を浴びる

日中しっかり太陽を浴びることでセロトニンはたくさん分泌されます。規則正しい生活が睡眠の質の向上につながるのはこのためです。朝早く起きて太陽の強い光を受けることで夜ぐっすり眠れる体になります。

トリプトファンを摂取する

トリプトファンとは、セロトニンを作る素になる原料のようなものです。トリプトファンは人間の体では作れないので、トリプトファンを含む食品をたくさん摂取することでセロトニンができ、夜になるとそれがメラトニンに変わり安眠できるようになります。トリプトファンを多く含む食品はこちらの記事をご参照ください。 

スキンシップをたくさんとる

手を繋いだり、ペットをなでたりとスキンシップをとることでセロトニンは多く分泌されると言われています。穏やかな気持ちでいることがそのまま幸せホルモンを多く分泌することにつながるんですね。

まとめ

長くなってしまいましたが、

トリプトファンを摂る→太陽の光を浴びる→セロトニンができる→メラトニンに変わる

という流れです。 

これらを調べて感じたことは、規則正しい生活は科学的に見ても正しいんだなということです。毎朝早起きをして健康的な生活を取り戻しましょう！