睡眠ダイエットって本当に痩せるの?
寝るだけで痩せられると言われている睡眠ダイエットですが、そんな都合のいい話が本当にあるのかなと思い真意を調べてみました!
良質な睡眠なら痩せられる
海外の実験では以下のことが明らかになっています。
- 睡眠時間が長い人の方が肥満率が極端に少ない。
- ダイエット実験で睡眠時間が多いグループの方が圧倒的に痩せた。
これはアメリカのスタンフォード大学で実験された結果です。なんだか信憑性がありそうですね。ただし、睡眠時間が長いだけではなく、ぐっすり眠れているかどうかも睡眠ダイエットには重要な要素みたいです。
寝ると痩せるメカニズム
コルチゾールと成長ホルモンの存在
コルチゾールとは、エネルギーの代謝を促すホルモンですが、睡眠不足になると逆に脂肪を溜め込もうとするやっかいなホルモンでもあります。この観点から見れば、短時間睡眠は肥満になりやすいことが分かります。
また、同じ様に代謝を促すのが成長ホルモンです。成長ホルモンは寝ている間に体の代謝を行います。こちらの観点から見るとたくさん寝た方が脂肪を燃やすことができることが分かります。
良質な睡眠は300カロリー消費できる!
ぐっすり眠れれば眠れるほど代謝の仕事量が増えます。ちゃんとした睡眠さえとれていればなんと寝るだけで300カロリー以上消費することができるそうです。300カロリーといえばマラソンなど過度な運動をした時に消費する量なのでこれを寝ているだけで消費してくれるのはありがたいですね!
良質な睡眠をとる方法
それでは質の良い睡眠をとるにはどういったことを実践して行けばいいのでしょうか?ここで書くことをちゃんと実行できるかどうかが睡眠ダイエットの成功に関わってくるので、自分の生活習慣と照らし合わせてよくチェックしてみて下さい。
1.寝る1時間前に風呂に入る
寝る直前に体を暖めることで入眠しやすくなります。人は眠る時に深部体温を下げます。お風呂に入って深部体温をあらかじめ上げておくと勝手に下がっていくので眠くなるんです。寝付きが悪い人はお風呂です!
リラックスすることも大切なので、あまり熱すぎるお風呂ではなく、40℃前後の少しぬるめのお風呂がおすすめです。
2.スマホはゲームをしない
寝る前に目に光りを当てると全然眠れなくなります。寝る時間にはスマホやゲーム、テレビ等は控える様にして下さい。どうしても手持ち無沙汰な場合は、暗めの間接照明で読書などすると刺激が少ないです。
3.遅くとも2時までには就寝を
人には安眠できるゴールデンタイムというものが存在します。それが23時〜2
時の間です。これ以上夜更かしすると逆に寝付きにくくなるので遅くとも2時までには就寝するよう心がけましょう。